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| 2006.11.30 Thursday | | - | - |
●特急「ヤンキー・リミッテド号」走る!
ここ暫く企画屋もどきの作業をしており、ここに戻ることがついできなかった。本業はあくまで、古本屋の親父、である。
日本の鉄道技術の水準は、世界に引けをとらない、などとは言うまでもない。かの新幹線を通した男達の涙なくしては語れぬ話も、今や風化してしまい、「のぞみ」は他国にまで輸出しているほどだ。

こんな特急列車をご存知か?その名を「ヤンキー・リミテド号」という。横浜から札幌までをひた走る超特急なのである。JRに聞いたとてなかったことにしてしまうに違いない。この特急は、確かに日本を走っていた。昭和24年ごろの話であるから、さすが国境なき古本屋―ブック・エデン「book-EDEN」主人も生まれてはいない。
この特急は、当然のことながら占領軍の「GHQ」のうちアメリカ陸軍を乗せて、横浜から東京、上野を通り、常磐線を使って仙台、青森まで行き、なぜか港の多い室蘭周りで札幌まで行く、という不思議な列車であった。

もちろん、敗戦後間もない頃のことであり、資材はどこでどう手に入れたものか、当時の国鉄マンの意地を見せ付けたような豪華な車両に、不足していたはずの石炭を満載し、しかも占領軍さながらの食糧を、食堂車で味あわせるといった、すべてにおいて「勝者」だけに許される列車であった。

なぜこんな話をするか?わが国の鉄道技術は、かの満州国を横断した「アジア号」の走駆をはじめ、現在の北朝鮮の平城まで行ける技術をそこかしこで披露してくれたのである。
現在の世界を見てご覧。まだまだ鉄道すら満足に走っていない国が山のようにある。
店主は、黙々と地味な作業で一歩一歩づつ列車を機関車を走らせる、鉄道屋、そういえば「ぽっぽや」ってあったね、ともあれそうした人間の琴線に触れて涙することがあったのだ。

わが国はケチで、物資もなく平野も少ないから、というので「狭軌」を採用したが、それでもどこに行くにも鉄道さえあればいける、という感覚がある。

GHQは連合国なので、東京から東北、北海道をアメリカ合衆国が占領したらしい。そこで移動に使う列車を「ヤンキー・リミテド号」と名づけた、のだと推測する。団塊の最後の時代、そんな豪華な特急列車が走っていたことを、知らせたい一心でここに記す。

店主・生橋竜馬
| 2006.10.05 Thursday | 23:18 | comments(0) | trackbacks(4) |
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| 2006.11.30 Thursday | 23:18 | - | - |









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